【カレーに使う牛肉】おすすめ部位5選!量とタイミング
ご家庭で定期的に食べたくなるカレー。
カレーに入れるお肉は地域によって違うのはご存知ですか?
東日本では豚肉、
西日本では牛肉、豚肉・牛肉が半々、
少数ですが鶏肉が中心の地域もあります。
今回はカレーに入れる牛肉をご紹介します。
存在感のあるカレー用の牛肉おすすめ部位と、カレーを作るときのお肉について徹底解説します。
普段、カレーに牛肉を入れない方も必見です。
この記事の目次
カレー肉のおすすめ牛肉部位5選
早速ですが、カレーに入れる牛肉は部位によって仕上がりが変わります。
お肉それぞれに良さや特徴があるので、一つだけに決めずにいろいろと知ってください。
いつもよりも美味しいカレーに仕上がるかもしれません。
カレー肉に適したおすすめ部位5選をご紹介します。
モモ肉
カレー肉に使用する牛肉の中でもっとも多く使われる部位。
脂身が少なく赤身肉で、スーパーや専門店など比較的どこでも手に入りやすいお肉です。
お肉の大きさは好みがあるため、自分好みの大きさにするにはブロックの購入もおすすめです。
価格
安い ☆☆★☆☆ 高い
人気
高い ☆☆☆★☆ 低い
肉質
柔らかい ☆☆★☆☆ 硬い
希少価値
高い ☆☆☆★☆ 低い
すね肉
牛肉の中でもスジが非常に多い部位。
赤身で肉質は硬めです。
長時間煮込むことで、スジの部分がゼラチン質に変化し柔らかくなります。ただしすね肉は柔らかくなるまで煮込むのに時間がかかるため、急ぎの場合は不向き。
価格
安い ☆★☆☆☆ 高い
人気
高い ★☆☆☆☆ 低い
肉質
柔らかい ☆☆★☆☆ 硬い
希少価値
高い ☆☆☆☆★ 低い
バラ肉
脂のもっとも多い牛のお腹周りのお肉。
トロっとしたお肉のカレーを作りたい方におすすめの部位。
バラ肉の中でも前バラは、肉質は粗めですが煮込むと柔らかくなります。
価格
安い ☆★☆☆☆ 高い
人気
高い ☆★☆☆☆ 低い
肉質
柔らかい ★☆☆☆☆ 硬い
希少価値
高い ☆☆☆★☆ 低い
切り落とし肉
カレー肉の中でもっとも柔らかく食べられるお肉。
モモ肉、肩肉、バラ肉などいろいろな部位が混ざっている。
お店によって値段はさまざまで、比較的安く手に入りやすい。
コマ切れでも代用可。
価格
安い ☆★☆☆☆ 高い
人気
高い ☆★☆☆☆ 低い
肉質
柔らかい ★☆☆☆☆ 硬い
希少価値
高い ☆☆☆☆★ 低い
スジ肉
おでんなどで使うことが多いですが、最近ではカレーに入れる方が多くなっているスジ肉。
出汁が出て旨味が増すのと、少し歯ごたえがあるのが特徴。
比較的安価で手に入りやすく、長時間煮込むとトロトロになる。
価格
安い ★☆☆☆☆ 高い
人気
高い ☆☆★☆☆ 低い
肉質
柔らかい ☆★☆☆☆ 硬い
希少価値
高い ☆☆☆☆★ 低い
カレー肉の量の目安
買い出しに行ったときに気になるのがお肉の量。
カレーに使うお肉の量は、一人前に対して約100gほどのお肉を用意しましょう。
参考
5人前のカレー → お肉約500g
カレー肉に下味をつける
ブロック(サイコロ、角切り)のお肉は始めに塩こしょうをし、フライパンで炒めます。
塩こしょうは炒める直前に振りましょう。振ってから時間が経つとお肉の肉汁が外へ流れ出てお肉が硬くなる原因になります。
カレー肉を炒める
カレー肉に塩こしょうをしたあと、お肉の表面を多少の焦げ目が付く程度に炒めます。お肉の肉汁を中に閉じ込めるイメージです。
薄切りのお肉の場合は炒めなくても大丈夫ですが、少し炒めることで食べるときに香ばしい香りがするので、手間でなければ色が付く程度炒めましょう。
カレー肉を入れるタイミング
カレーを作るときに肉を入れるタイミングが重要です。
お肉の部位によってタイミングが違うので注意してください。
スジの少ないお肉とスジの多いお肉で分けます。
スジの少ないお肉
モモ肉などのお肉を炒めずに野菜などと一緒に煮込んでしまうと、お肉の肉汁が流れ出て、お肉が硬くパサパサになってしまいます。
スジの少ないお肉を入れるタイミングは、ずばりお鍋の仕上がり直前です。
お鍋の野菜に火が通ったら最後にお肉を入れます。
始めにお肉を炒めていればほとんどお肉を煮込む必要はありません。
煮込む時間が短ければ短いほど、スジの少ないお肉は柔らかく仕上がります。
スジの多いお肉
すね肉やスジ肉などのスジの多い部位は、じっくり長く煮込むことでスジがコラーゲンに変わり柔らかくなります。
スジの多いお肉を入れるタイミングは、ずばり野菜を入れ始めのる段階です。
時間が短すぎるとスジが柔らかくなりません。
それでも時間をかけられないときは、圧力鍋を使用することをおすすめします。
ビーフシチュー用の牛肉おすすめ部位7選!部位で調理法が決まる
まとめ
カレーに使う牛肉をご紹介しました。
カレー用のお肉にも種類があり、それぞれにお肉の良さや特徴があります。
いつもと違うお肉を使うことで新しい発見があるかもしれません。
お肉は炒めておいて、最後に入れると柔らかく肉汁が閉じ込められた美味しいカレーに仕上がります。
簡単だからこそこだわったご家庭のカレーに仕上げてみて下さい。
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