【エーワングリル】肉のプロがレビュー!焼肉無煙吸煙グリル

自宅で焼肉屋に負けないくらい美味しい焼肉が食べたい。

でも部屋の中で焼肉をすると、煙や臭い・床に油が飛んで大変。

そんな経験はないでしょうか?

今回は自宅焼肉用無煙グリルエーワングリルを実際に家で使用してみた内容をご紹介します。

肉のプロが実際に使用した感想と、気になるところはメーカーさんに実際に聞いたことを合わせながら解説します。

家焼肉に大きな変化が起こった!?エーワングリルを徹底解析。

本当に煙が出ないのか?

吸煙式で音がうるさくないのか?

油跳ねは気にならないのか?

お肉が本当に美味しく焼けるのか?

個人的に気になる点も踏まえてお伝えします。

この記事の目次

エーワングリル 本体3色

エーワングリルの本体の色は全三色。
赤色、白色、黒色。
今回注文したのはお肉との相性を考えて黒色を選びました。

思った以上に大きく家族4~5人でも余裕で使えそうな予感です。

※本体の色が減少(メーカー調べ)

メーカーさんに聞いたところ、2020年以降は赤色と黒色の製造・販売のみになるとのこと。白色が無くなり次第廃盤になるようです。

追記
2020年5月時点でメーカーの製造が追いつかない程、注文が殺到しているそうです。白色も廃盤予定でしたが残してほしいとのリクエストがあったそうで、また復活しています。
メーカーさんとのやりとりで得た情報です。

エーワングリル パーツと使用方法を確認!使用する前に準備すること

本体パーツは写真左からグリルプレート、左上のゴム2つ(お手入れのときにグリルプレートが熱いときに使うシリコン取っ手)、真ん中本体、本体の上に銀の放熱板、右がコントローラー(温度調節つまみと煙を吸い込むファンスイッチ)と電源コード

放熱板を取ると本体の底に油受け(真ん中右側の四角い部分に水を入れます)がついています。
本体の左側の白い部分が吸入ファンで煙や油やにおいを吸入するところのようです。

本体のセットはパーツを重ねていくだけなので簡単。

そのときに驚いたのは、全体の軽さです。
特にグリルプレート(お肉を焼く鉄板)がアルミニウムテフロンコーティングで非常に軽い。

この軽さは本体の出し入れの時に女性でも気にならないほどの重さなので安心です。

本体をセットする前に行うのが油受けに水を入れることだけ。
約400mlのお水を入れて本体をセットすれば下準備完成。
目分量でも良さそうでしたが今回はしっかり400mlに合わせて入れました。

これで一先ずセット完了。

電源コード(1.5m)をコンセントに差してスタートです。
電源コードは少し短く感じました。ギリギリとどきましたがご家庭の状況によっては延長コードが必要になるかもしれません。

それ以外の問題点は今のところ無し。

新品の状態だったので必要かわかりませんが、グリルプレートだけサッと水洗いをしました。

エーワングリル 焼くまでの準備

まずは本体の電源を入れます。
写真右側の温度調節つまみを時計回りに回すと電源が入ります。
とりあえずMAXまで回してプレートが温まるのを待ちます。

温度調節つまみを回すとつまみ上部(写真でつまみ2と3の間)にランプが点灯します。そのランプが消えると設定温度になっている仕組みのようです。

写真の左側のスイッチは吸入ファンでランプが点灯しているとスイッチが入っている状態です。オン、オフのみ。

気になっていた吸入ファンの音ですが、付いているかどうか本体に耳を近付けないとわからないくらい小さい音でした。
なので実際に焼き始めるともっと気にならなくなると感じました。

※温度調節つまみの温度(メーカー調べ)
 メモリ
  MAX 250℃
  4   200℃
  3   150℃
  2   100℃
  1    50℃

プレートの温度が上がるまでにお肉の準備です。

今回お肉は約800g用意。大人の方で約3~4人前くらいです。

右側のお皿の左上が厚切り牛タン、左下イチボ、右三角バラ(特上カルビ)。
左側のお皿の上がモモ肉スライス(シンタマ)、下が牛ホルモンで左からレバー、上ミノ、小腸(コテッチャン)です。

お肉を選んだポイントは、上質なお肉はサシ(霜降り)が入っていて脂が多いです。その脂が煙の原因と言われているのであえて選んでみました。

もちろん牛タンや赤身肉のスライスなど、お肉がプレートに引っ付きやすいものも検証するために選んでいます。

ホルモンでも小腸が脂がのっていて美味しいですが煙が気になるところです。

このお肉を焼いて問題無ければ、おおよそほとんどのお肉を焼いても大丈夫だと思います。スーパーのお肉でも、専門店の高級なお肉でも問題無いでしょう。

野菜はキャベツ、山芋、さつまいも、タマネギを選んでいます。
火の通りが良いものから通りにくいものまで。

エーワングリル いざ実践!期待を込めて家焼肉スタート!

本体の電源を入れて約10分ほど経過したころにランプが消灯。
プレートが温まった合図です。

ホットプレートに比べて、プレートの温度上昇するスピードが非常に早く感じました。

牛脂をプレートに馴染ませて焼肉スタートです。

 

※電源を入れてからMAX温度に達する時間(メーカー調べ)

 季節によって異なるが約10分~11分

表面温度は手を当ててもそこまで熱く感じなかったです。
少し心配ですが焼いていきます。

「ジューー」

見た目以上に高温でお肉を焼く良い音が出ました。
焼いているときは吸入ファンの音は全く聞こえないので、付いているか気になりましたが煙は問題無く吸い込まれていきます。

温度が高いため焼き上がるのも早いです。

ホットプレートだと焼き上がるのに時間がかかるため、お肉の旨味を逃がしていまいますが、このプレートだと今の時点では問題無さそうです。

続いてサシ(霜降り)の入った上質なお肉を焼いていきます。

煙の出やすいお肉で、焼肉屋のように余分な脂を落とせるか注目です。

「ジューーー」

さすがに良い音です。

動画で見ると煙が吸い込まれているのがわかりますが、写真ではわかりにくいです。ただ上には全く煙は上がっていません。側面の穴に煙が吸い込まれていきます。

約30秒で片面にしっかり焼き色が付いています。
約1分が経つと両面がしっかり焼き上がりました。

良い感じに焼き上がりました。
煙や油跳ねはほとんど気になりませんでした。

お肉も柔らかく余分な脂も落ちていて食べやすいです。

ガス火や炭火のような香ばしい香りはなかったですが、煙・におい・油跳ねの問題は全てクリアしています。

プレートはこんな感じです。

油は流れ落ちる感じではないですが、一度にもう少しお肉をたくさん焼くと落ちていきそうです。

このまま焼き続けると油が焦げてしまうので、ときどきキッチンペーパーでプレートの表面をふき取ることをおすすめします。
そうすることで次に焼くお肉も美味しく仕上がります。

続いて焼きしゃぶ。赤身の薄切り肉は網焼きにすると網にお肉が引っ付きやすく切れやすいのが難点。

少し心配でしたがエーワングリルのプレート表面はテフロン加工なので全く気にせず焼き上がりました。

薄切り肉を焼くときホットプレートなら気にならないですが、網なら気になる点もクリア出来ました。

その他のホルモンや野菜も焼いていきます。

一番気になっていた脂の多い小腸(コテッチャン)。
少なからず油跳ねと煙は出ましたが、思ったよりも大丈夫でした。

多少の油跳ねはありました。気になったので焼くときに少し中央に寄せて焼きました。

グリルの端の方で火の通りにくいさつまいもなどを焼いてみました。

やはりさつまいもは時間がかかりますが端でもしっかり火が通りました。

エーワングリル使用上の注意点!

・説明書の内容が少なかったため始めは戸惑います

 →一度使えば流れはわかります

・設定温度はまずMAXにして始める

 →見た目であまり熱さを感じないですが、MAXになっていればかなり高温(約250℃)

・プレートに付いた油はこまめにキッチンペーパーで拭く

 →お肉の余分な脂がプレートに落ちるので、こまめに拭いておくとその後のお肉の味が悪くなるのを防ぎ、お手入れのときの手間も省けます

・グリル回りの油跳ね対策

 →使用後にグリル回りのテーブルの油を確認。
  片側約10cmほどは少し油が飛んでいましたが、反対側は全くなし。
  気になる場合はクロスなどで対応したら問題ないです。

後片付け!気になるお手入れ!

焼肉が終わったときのプレートはこんな感じ。
間に2回キッチンペーパーで拭いたので思った以上に焦げは少なかった印象。

終わったあとの掃除に入ります。

プレートはスポンジで軽く洗って流せば簡単に綺麗になりました。

その他の部品もチェック。
放熱板はほぼ汚れ無し。ティッシュで少し拭きましたが問題無し。

油受けはこんな感じ。しっかり洗う必要があります。
画像の一番下部分のオイルフェンスもティッシュで軽く拭いて掃除完了。

掃除は予想以上に簡単でした。

最後に専用のケースに入れて方付け完了です。

本体が少し大きいため収納スペースの確保が必要です。


使用後の感想!肉のプロ目線と消費者目線!

エーワングリル 肉のプロ目線

上質なお肉でも安価なお肉でも問題無く使用できる

サシ(霜降り)のお肉でも、脂の多いお肉でも油跳ねの心配はそこまで不要
 →油が付いても良いクロスなどをテーブルに敷いておくと問題解決

高温にしてお肉を短時間で焼くと、旨味を閉じ込めて美味しい仕上がりになる

薄いお肉でも焦げ付いたり切れてしまう心配が極めて少ない
 →小さいお子さんやご年配の方に特におすすめ

食べた後の胃もたれが軽減
 →サシ(霜降り)のお肉や脂の多いお肉は胃もたれしやすいですが、あまり気にならず食べた後や翌日もスッキリした感じ

エーワングリル 消費者目線

準備の手間が少ない
 →本体を置きコードを差して、油受けに水を入れて準備完了

プレート温度の上昇スピードが速い
 →焼き始めが早いため急いでいるときでも問題無し

煙がとにかく少ない
 →お肉を焼いていると煙は見えるがほとんど吸い込まれていく

後片付けのお手入れが楽
 →プレートがアルミ素材で軽く、テフロン加工なので汚れが落ちやすい

部屋の嫌な臭いが残らない
 →煙の出るグリルを使用すると数日部屋に臭いが残りますが、翌日の朝わずかに残るだけでほとんど気にならなかった

家族や友人などの人数が多い場合でも対応可

エーワングリルを動画で解説

エーワングリルを使用している様子を動画で解説しています。

どのくらいの音でどのくらいの煙が上がっているのか。
どんな焼き具合で油跳ねは本当にしないのかなど。

購入をご検討の方や、エーワングリルがどのくらいの実力なのかを
知りたい方は是非ご覧ください!

おうち焼肉最強アイテム【エーワングリル】煙・臭い・油跳ね解消

まとめ

以上で焼肉無煙吸煙グリルのエーワングリルのレビューをお伝えしました。

使用方法のまとめ

・準備は本体を設置しコードを差す

・油受けに水を入れ、電源を入れて準備完了

・約10分後に焼肉スタート

・お肉を焼く合間に焦げ付きそうな汚れはキッチンペーパーで拭き取る

・使用後はプレートと油受けを洗い流し、オイルフェンスはティッシュで拭いて方付け完了

準備から方付けまで非常に簡単で使いやすいアイテムでした。

お肉の焼く順番は細かく言えば塩からタレなどがありますが、全く気にせず好きなものを好きなタイミングで食べても問題無いです。

その他の無煙グリルを数種類使用した中で、
お肉の焼き具合・安全面・使いやすさ・後片付けのしやすさなどを考えると、
エーワングリルは抜群に良く満足できる商品でした。

説明書が少し情報不足に感じたので気になる点はメーカーさん(株式会社シティライフ様)に聞きながら補足しました。

確実に2020年以降、ご家庭で活躍する商品だと感じました。
お肉にとっても使う人にとっても文句無し。

自宅でも本格的な焼肉が実現出来ます。
気になる方は是非下記のエーワングリルをチェックしてみて下さい。

【お肉なび】ではお肉を美味しく食べるコツなどをお伝えしています。

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