自宅で本格的な焼肉に激変!美味しく食べるコツと煙の上手な対処法!
みなさんはときどき無性に焼肉が食べたくなることはないでしょうか?
でも急に焼肉屋さんに行くほどの気分でもないとき、
ご自宅で簡単にお肉を食べられたら気分も楽で金銭的にも無理なく満足できると思いませんか?
ただ
「やっぱり自宅焼肉と焼肉屋さんとでは美味しさが違う気がする。」
「においや後始末が面倒臭いな。」
などのお悩みを解消し、自宅で焼肉をもっと気軽に楽しめる方法をご紹介します。
この記事の目次
自宅で焼肉をする前の準備
いきなり自宅で焼肉をしようと思ったらまず何を準備しますか?
フライパンやホットプレートがすぐに思い浮かびますよね?
簡単で万能なので使い勝手は良いし、ほとんどのご家庭にあるので余計な手間はいりません。
しかし今回はご自宅で美味しい焼肉を実現させるためにはまず専用器をご用意ください。
それだけのために器具を買っても邪魔だし、そんないつも使わないものに高いお金をかけられないと思われた方は残念ですが焼肉屋さんに行ってください。
少しでも興味があり美味しいお肉をお友達やご家族とご自宅で食べたい方は是非読んでいただけると幸いです。
家庭用無煙ロースター
焼肉の専用器も数多くでています。
高価なものがよいとも限りませんし安いものが悪いとも限りません。
約5,000円から約30,000円くらいで販売されています。少人数で手軽に使いたいのであれば安いものでも充分良い仕事をしてくれます。
専用器を選ぶときのポイントとしてはやっぱり煙です。
最近のものは炎に脂が落ちにくい構造になっているので煙に対しての対策はかなり優秀です。
お肉にこだわるなら電気式のホットプレートよりも直火の無煙ロースターがおすすめ。直火の方が焼き面の温度の立ち上がりが早く、お肉がこんがり焼けるので仕上がりにも違いが出ます。
脂身の多い部位を焼いたときの余分な脂も落とせる作りになっているのでヘルシーに仕上がります。
カセットガス式だとコンセントの位置も気にせず、足元でコードが引っ掛かかる心配もないので安心。
電気式のものでも優れた商品は多いです。安全面を考えるとガス式のものより電気式をおすすめします。
ただし無煙ロースターでもお肉によって多少の煙は出ます。
脂の多い部位を焼くと油跳ねもします。その点はご理解ください。
無煙ロースターのおすすめ商品はこちらでご紹介しています。ご参考まで。
精肉専門店でお肉を調達
最近では商店街や市場などの減少により精肉専門店も減ってきています。
大型スーパーが増えてきているのも、専門店が減っている理由の一つです。
百貨店に入る専門店は、立地や観光向けに品質は良いですが価格もその分相場より高くなるところが多いです。
あまり馴染みは無くても自宅の近くに昔ながらのお肉屋さんがあれば一度覗いてみてください。
あまり陳列棚にお肉が並んでいなければ、一般のお客様向けではないかもしれません。
お店や施設に卸すのをメインにしているお店もありますので、自宅周辺で寄れる範囲で探してみてください。
スーパーでも生鮮食品に力を入れているところはお肉も充実しているところがありますので良いかと思います。入りやすく見るのも自由なので他のお買い物ついでに寄ってみてください。
見つけたお店で見るポイントはお肉の種類です。牛肉がメインなのか、豚肉や鶏肉がメインなのかをまずはチェック。
内臓(ホルモン)を冷蔵(チルド)で置いているお店は比較的新鮮なお肉を取り扱っている可能性が高いです。内臓(レバーや小腸など)はお肉よりも傷むのが早いですので、回転をしているお店じゃないと取り扱いが難しいためです。
内臓が冷凍(解凍)品だからお肉も悪いという意味ではないのであくまでも見る基準の一つにしておいてください。
品揃えが豊富なところの方が新しい発見や自分好みのお肉に出会えるかもしれません。是非いろいろ見てお目当てのお肉を見つけてみてください。
それでもなかなか良いお店が見つからないときは通販も有効活用できます。
普段なかなか買いに行けないブランド牛なども気軽に簡単に購入出来るのでおすすめです。
お肉の下準備のポイント
お目当てのお肉が買えたら次は下準備です。
見た目のきれいな生のお肉をその日または翌日に食べる場合は、特別な準備は必要ないです。
ただしお肉を常温に近い状態で焼くと中まで火が通りやすくなるので、焼きはじめる約15分前には冷蔵庫から出しておきましょう。
冷凍のお肉の場合は前日から冷蔵庫に移し、自然解凍するのをおすすめします。急な解凍はお肉を傷めてしまうので注意してください。
内臓(生ホルモン)は事前に水洗いすることをおすすめします。お店によってはかなりきれいな状態で売っているところもありますが、内臓は傷みやすいため簡単に水洗いするだけで臭みが軽減されます。あとはタレに漬けて置くのも良いです。
タレは自家製または手作り
焼肉屋と家焼肉でやっぱり差がつくのがタレです。
市販のタレはスーパーや精肉店でも数多く並んでいますが、結局どれを選べば良いかわからずいつもの慣れたタレを選びがち。お気に入りがあればそれでも良いのですが精肉店の自家製ダレを一度お試しください。
それでもなかなか気に入ったものがなかったり、いつも必要な分だけ使ったあとに残ってしまうのがもったいなければ手作りも良いです。
混ぜるだけの簡単レシピです。一度お試しください。
自家製ダレ レシピ
醤油 80cc
砂糖 大さじ4杯
豆板醤 小さじ1杯
ごま油 小さじ1杯
蜂蜜 小さじ2杯
おろしにんにく 1㎝(チューブ)
おろししょうが 1㎝(チューブ)
塩コショウ 少々
レモン汁 小さじ1杯
一味唐辛子 お好みで
辛さは豆板醤、コチュジャン、一味唐辛子で調整してください。
お肉に絡むタレにする場合は、すりおろしリンゴがおすすめです。
微調整して自分好みのものを是非見つけてみてください。
焼く時のポイント
お肉の仕上がりに大きく関わるのが焼き方です。
焼く人によっても変わりますが好みも人それぞれ違うため、その辺りも考慮しながら焼いていきましょう。
焼く前
先ほどもお伝えしたように、お肉は焼き始める約15分前に冷蔵庫から出して常温に近い状態にします。
鉄板や網との温度差がありすぎると表面だけ焦げて中まで熱が通りにくくなります。
焼く直前
塩こしょうをお肉に振りかけます。塩こしょうをしてから時間が経つとお肉のうまみを逃がしてしまうので、焼く直前に振りかけることをおすすめします。
焼き始める
鉄板の温度も重要です。低すぎず高すぎないように注意してください。
焼肉用のお肉のような少し厚みのあるお肉はうまみを中に閉じ込めるイメージです。同じ面は二度と焼かないように意識してみてください。
鉄板表面に牛脂を馴染ませます。お肉を買うときに牛脂が入っているか確認しておいてください。
お肉コーナーに置いていることもあるので忘れず持って帰りましょう。
馴染ませなが少し煙が上がったりジュっという音がしたらスタートです。
焼く順番
焼く順番の定番は塩タン(タン塩)が多いです。別に決まっているわけではないですが、タレものより塩から、脂身より赤身からが基本です。
ただし家焼肉なので堅苦しくせず好きなものを好きな順に焼けば良いかと思います。
一度に大量のお肉を鉄板に乗せると鉄板の温度が下がってしまうのでそこだけは慎重に。
ここまでやればかなり焼肉屋に近い仕上がりになること間違いなしです。
お肉の厚みや部位によって焼き方が違います。違うというよりも変えた方がより美味しくなりますがその焼き方はまた別で解説したいと思います。
換気のポイント
換気で大切なのは吸気とのバランスです。
むやみに窓を全開にして吸気をしても、換気が追い付かず臭いが充満します。
反対に換気の方が強ければ窓やドアが開きにくかったり、隙間から風の音がします。
換気扇とロースターを置いているテーブルの延長線にある近くの窓を開けて上手な換気を行いましょう。
それでもやっぱり臭いは残ります。そんなときはこの方法を。聞いた話で半信半疑でしたが効果抜群。
濡らして水滴が落ちない程度に絞ったタオルを部屋の中で振り回してください。
冗談のような話ですがご家庭にあって手間もかからないので騙されたと思ってやってみてください。
煙の出ない無煙ロースターと換気のポイントを押さえるだけであとの臭い問題がかなり解消されるので、自宅焼肉が快適で気軽なものに変わります。
無煙吸煙グリルのおすすめ商品はこちらでご紹介しています。
お肉の仕上がりと煙や臭いの心配をかなり軽減出来る優れものです。
ご家庭で本格的な焼肉をストレス無く味わいたい方は是非チェックしてみて下さい。
まとめ
以上で自宅で焼肉を美味しく食べるコツに関してお伝えしました。
気になることを減らしお家で焼肉がもっと気軽で楽しいものにしていただければ幸いです。
雰囲気と準備でかなり本格的な焼肉に激変しますので、是非楽しみながら美味しいお肉をご自宅で食べましょう。
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