バーベキュー【お肉の予算と値段】お肉の種類と注意点!

バーベキューやグランピングなどの主役の食材と言えばお肉です。

バーベキューの醍醐味となる火熾しやテント張りなどはもちろん大事な作業です。

ただもっと重要になるのがバーベキューをするまでの買い出し。

2、3人程度なら何となく想像できるけど、友人同士や職場の同僚などある程度人数がまとまったときの予算を考えるのは結構大変です。

そんなときに主役となるお肉の予算と種類別のお肉の値段を、精肉のプロがご紹介します。

是非予算を考えるときの参考にしてください。

この記事の目次

バーベキューのお肉の予算

ずばり大人の方一人当たりのお肉の平均予算は、

1,500円です。

もちろんもっと安くすることも高くすることも出来ます。

この平均予算は、上質な黒毛和牛の焼肉向きで比較的安めの部位を選んだ場合です。

日々、精肉販売を行う中で幅広い年齢層に合った予算の平均値をお伝えしています。

全体の予算を考えたときに、予算オーバーや反対に余裕のあるときにお肉で調整する必要があるため、まずはベースとなる予算1,500円を覚えておいて下さい。

バーベキューの一人当たりのお肉の量

予算がわかったあとに考えるのはお肉の一人当たりの量です。

野外でのバーベキューは食材が余るのを極力抑えたいです。食材を持って帰るにしても傷む可能性があるので、出来るだけ丁度良い量にする必要があります。

 

大人の男性

約200g~300g

大人の女性

約200g

中学生以下の子供 または 70歳以上の方

約100g~150g

大人の男性の方は平均で約250gで計算すると丁度良いです。

あとは予算や状況で微調整してください。

先ほども伝えた通りお肉を余らせるのはもったいないので、少し足りないくらいの量が理想です。

参考にしてください。一度試してみて足りなかった、余ったなどを覚えておくと次回のバーベキューのお肉の予算がより正確になります。

個人差があるためそれぞれでお試しください。

バーベキュー種類別お肉の値段

お肉の予算と量がわかったら次はお肉の種類別の値段です。

正直お肉は安いものから高いものまであり、かなり価格に差が出ます。

量より質、質より量にするかはそのバーベキューの趣旨によって異なるため、予算とお肉の種類を合わせて選ぶ必要があります。

・外国産牛肉

・国産牛肉(乳用牛・ホルスタイン)

・国産黒毛和牛

・牛肉以外

お肉の種類別の値段をご紹介します。

外国産牛肉を主に使用

外国産の牛肉で質より量を考える場合。

外国産の牛肉で多いのは、オーストラリア産とアメリカ産がほとんどです。

妥当な価格帯は、

100g 約300円~450円

牛肉のグレード(オーストラリア産、アメリカ産ともに3段階に分かれる)や部位によって値段は異なります。

ブロック肉や量産出来る部位なら200円代で購入できるお肉もあります。

反対にグレードが高く人気のある部位で500円以上のお肉もあります。

焼肉用やステーキ用の平均の値段です。

国産牛肉を主に使用

国産牛とは乳用牛(ホルスタイン)の牛肉を指します。

国産ですが黒毛和牛とは品種が異なり、値段は国産の中では安いです。

妥当な価格は、

100g 約400円~約700円

部位によって若干前後しますが、この値段と大きく違っていたら注意してください。

あと国産牛と黒毛和牛を同じように思っている方が多いので、ラベルや表示などでしっかり確認してください。

国産黒毛和牛を主に使用

黒毛和牛のお肉で、お肉の量より質を考える場合。

妥当な価格は、

100g 約600円~1,100円

黒毛和牛にもランクがあり、ランクが違えば同じ部位でも値段が変わります。

ある程度上質な牛肉(A4、A5ランク)の価格です。

ブランド牛(神戸牛や松阪牛など)になると値段が跳ね上がるのでしっかりリサーチすることをおすすめします。部位にもよりますが、ブランド銘が付くと黒毛和牛の上質なお肉の2倍以上の価格になるものもあります

当然その分の価値はありますが、予算が限られている場合はおすすめしません。

牛肉以外のお肉を主に使用

牛肉以外にバーベキューで使えるお肉は、豚肉・鶏肉・ラム肉などがあります。

国産豚肉は100g 約300円以下

国産鶏肉 100g 約150円以下

牛肉だけでは物足りないと思う方、質よりも量を優先される方はご参考にしてみて下さ。

バーベキューのお肉の量を動画で解説

バーベキューをするときのお肉の量は、グラムでは理解したけど実際にどのくらいの量になるのか気になる方へ。

一人前200gと約5人前1kgのお肉の量を動画で解説しています。

どのくらいの量か実際に目で見て判断したい方におすすめです。

↓ご興味あれば覗いて見て下さい↓

【バーベキューのお肉の量】一人前を徹底解説!

バーベキューのお肉を購入するには?

バーベキューのお肉を購入するときどこで購入するのが良いか。

自宅の近くでお肉が買える場所があれば理想ですが、販売しているお店によって牛肉の種類や値段が違います。

場所別で見ていきましょう。

大型スーパーまたは業務スーパー

精肉コーナーが充実しているスーパー。

安く多く買えるのがメリットです

質はあまり期待できないですが、冷蔵品であれば鮮度は期待できます。

精肉専門店

質を重視する場合、精肉専門店がおすすめ。

焼肉用にカットしたお肉を必要な種類・必要な量だけ買えるのがメリット

安価なお肉を買うには不向きですが、鮮度は期待できます。

インターネット通販

自宅近くにお肉を購入できる場所がなければ特におすすめです。

お買い得に購入出来たり、バーベキューセットでまとめ買いが楽に出来るのがメリットです。

ただし当日購入ができないので、事前に注文し冷蔵庫で保管する必要があります。

あと直接目で見て購入出来ないので、到着するまでどんなお肉なのかわからないのが不安材料です。購入したことがある店舗で問題が無ければおすすめです。

【バーベキューのお肉】一人前の量と焼き方を伝授!ワンランク上のBBQ!

 

バーベキューのお肉の3つの注意点

お肉の種類や値段がある程度頭に入っているだけでかなり上級者です。

お肉の事前購入や当日購入、冷蔵か冷凍の状態、当日の保管状況などの注意点をお伝えします。

購入する店舗を下見

購入する店舗をリサーチし、まとまった人数でバーベキューをする場合は購入するお店を下見することをおすすめします

スーパーならある程度目星も付けられますし、専門店なら事前に予約が出来るので当日慌てる必要がなくなります。

インターネットで購入する場合、冷蔵品か冷凍品を確認し1~2日前に手に入れていれば安心です。

冷凍牛肉は事前に解凍

冷凍品の場合、解凍するのに時間がかかるため前日に冷蔵庫に移し解凍するようにしましょう。急速な解凍はお肉の質や風味が損なわれるためおすすめしません。半日~一日かけて解凍することをおすすめします

牛肉を上手に冷凍し品質をほとんど落とさず美味しく解凍する方法!

当日のお肉の保管状況

当日のお肉は出来るだけ冷蔵庫に近い状況で保管しましょう。

クーラーボックスや保冷バッグ、発泡スチロールの入れ物に保冷剤や氷を入れて冷やします。必要なものから取り出し、すぐに食べないものはお肉に限らず冷やしておきましょう。

真夏の暑い中、生ものを出しっぱなしにしていると食中毒の原因にもつながります。ご注意ください。

【お肉の食中毒】原因と対処法を解説!加熱温度と時間

まとめ

以上でバーベキューのお肉の値段や種類、購入するときや当日の注意点をご紹介しました。

ご予算に合わせてお肉の質や量を調整してください。

個人的におすすめするのは、輸入牛で量を確保し黒毛和牛で質を取る方法です。

予算的にも抑えられ美味しいお肉も味わえる。もちろん予算に余裕があれば黒毛和牛だけで揃えて下さい。

まとまった人数で集まる場合、予算の計算は日常ではあまり想像がつきにくいものです。

少しでも前もって準備ができ、お役に立てれば幸いです。

飲み物や備品の計算も忘れずに行ってください。

【お肉なび】ではいろいろな状況でお肉を購入するのに役に立つ情報を発信していきます。

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