【牛肉のカッパ】とはどこの部位?肉とスジを持つカッパ

皆さんは牛肉の部位でカッパという名前のお肉を聞いたことはありますか?

カッパ肉と書かれた商品がSNSなどで話題になったこともあり、ご存知の方も増えたかもしれません。

牛肉にはたくさんの部位があり、面白い名前のものも多いです。
今回はその中の一つカッパを解説します。

この記事の目次

牛肉のカッパとは?由来

さっそく牛肉のカッパについて。
カッパとは牛のお腹周り(バラ肉)の皮と脂の間にあるお肉のこと。

画像は牛肉が競りなどで売買される枝肉という状態。
この状態のときに表面が赤くなっている部分が今回のカッパです。

このときに雨合羽(あまがっぱ)を着ているように見えるため、牛肉のカッパと名付けられたそうです。

決して沼に潜む河童(かっぱ)ではないことをご理解ください。

牛肉カッパの特徴

カッパは表面を覆っているスジのようなもの。
部分的に1cmほどの厚みがあるものもありますが、全体的には薄いです。

お肉自体は濃厚な赤身肉のような味が味わえるのが特徴。

希少価値は高いですが、決して高値で販売されているものではありません。

牛肉カッパの使用用途

カッパの使用用途として、薄い部分はスジ肉として使われることが多いです。

厚みのある部分は煮込み料理や焼肉、ミンチ材などに使用されることが多いです。

専門店や販売店でカッパとして売っているお店はほとんど無く、実際に見かけたことは一度もありません。

通販などでカッパ肉、カッパすじとして販売されていることはあります。

牛肉カッパの食べ方

カッパをそのまま食べる食べ方として、個人的におすすめするのは焼肉。

ただし表面のスジを取り除いたり、少し隠し包丁を入れたりする必要があるので、焼肉用に加工されているものがあれば理想です。

カッパすじとして売られているものを購入し、そのまま焼いても硬くて食べにくいので注意してください。

まとめ

以上で牛肉のカッパについて解説しました。

枝肉という骨付きのお肉を見たことが無ければ、カッパは想像しにくい名前です。

牛肉のカッパは雨合羽(あまがっぱ)を着ているように見えることから付けられた名前でした。

もし焼肉屋などで見かけたら試してみて下さい。赤身肉とは違ったお肉の味が楽しめます。

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