【神戸牛 ステーキ】特徴と焼き方のコツ伝授!気になる値段は

世界的に有名になった神戸牛(神戸ビーフ)。

ブランド牛の中でも最高級の品質を誇ります。

神戸牛の特徴を解説し、いろいろな食べ方の中でもステーキに着目して魅力をお伝えします。

高級鉄板焼き店に行かなくても、自宅で最高級の神戸牛ステーキが堪能出来る方法を伝授します。

この記事の目次

神戸牛(神戸ビーフ)の特徴

神戸牛は兵庫県生まれ、兵庫県育ちで純血を保たれた但馬牛から、一定基準を満たし選ばれた牛肉だけに付けられる名前です。

牛肉になって初めて基準値に達しているかを見るため、生きている牛で神戸牛は存在しません。なので後に神戸牛になる牛も、生きて育てられている牛は全て但馬牛と言うことです。

神戸牛はもともと神戸ビーフまたは神戸肉が正式名称でした。

ただ松阪牛(三重県)や近江牛(滋賀県)、米沢牛(山形県)などのように〇〇牛と呼ぶブランド牛が多く、神戸ビーフも神戸牛と呼ばれることが多かったため誤解を生まないために2007年正式に登録されました。

 

神戸牛は、他の黒毛和牛よりも脂肪の融点(溶けだす温度)が低く、あっさりとしていて胃もたれしにくいのが特徴です。

赤身肉は甘みと香りが強く、繊維が細かいため柔らかい食感を味わうことが出来ます。

神戸牛は甘みのある脂身と濃厚な旨味の赤身が合わさった最高級品です

神戸牛(神戸ビーフ)の魅力

神戸牛(神戸ビーフ)はただ希少価値が高いという訳ではありません。

神戸牛の魅力の一つは、サシと呼ばれる霜降りにあります
キメの細かい筋繊維と脂肪が鮮やかな霜降りとなっています。

霜降りに熱が加わることで、脂肪が溶け筋繊維を解けほぐし滑らかで絶妙な舌触りとなって口の中でとろけます。

先ほどもお伝えした融点の低さも、舌触りや溶け方に大きく関係し他の和牛と比べても別格の溶け方が神戸牛の魅力です。

但馬牛の年間の出荷頭数は約7,000頭で、世界への輸出が増えたこともあって需要が高まっているため、希少価値が年々高まっているのも現状です。世界的に神戸牛の魅力が受け入れられていると言うことです

神戸牛を見極めるには

引用元:神戸肉流通推進協議会

神戸牛は他の黒毛和牛と比べて何が違うのか気になるところです。

焼肉やステーキなどのように部位ごとに分けたとき、神戸牛を見た目で判断するのはプロでも難しいです。品質が良いかどうかの判断は出来ても、お肉だけを見て産地やブランドを見極めるのはほぼ不可能です。

神戸牛を見極めるには、牛一頭ごとに交付される「神戸肉之証」という証明書や、兵庫県の県花であるノジギクの刻印が押されていることなどをポイントにすると良いです。

神戸牛ステーキのおすすめ部位

ステーキにする牛肉の部位はたくさんあります。

その中で押さえておきたい神戸牛4つの部位をご紹介します。

・サーロイン
  あっさりした甘みのある脂身を堪能したい方におすすめ

・ヒレ(ヘレ、フィレ)
  最高級の部位、ヒレの中でも真ん中の厚みのあるシャトーブリアンは滅多にお目にかかれない部位

・ランプ
  モモ肉の中でも柔らかく濃厚な味がある部位

・イチボ
  モモ肉の中で霜降りと赤身のバランスが絶妙な部位

ステーキの部位としては王道のものばかりですが、神戸牛だから王道を攻めるべきです。それぞれ違った良さや味があるので、一つの部位にこだわらずいろいろ試して見て下さい。

高級ステーキの焼き方のコツ

高級ステーキを鉄板焼きのお店に食べに行けば、ほとんどが目の前で好みの焼き加減に合わせて焼きカットまでしてもらえます。

ただ高級肉を買ったり貰ったりして、自宅で焼くときには少し戸惑うかもしれません。失敗するともったいないです。

でもご安心ください。特別な用意は必要なく自宅にある使い慣れたフライパンで美味しく焼き上げることが出来ます。

・お肉を常温に戻してから焼く

・塩こしょうは焼く直前に振る

・火加減は強火でスタート

・お肉をひっくり返すのは一度切り

・焼きあがってからお肉を休ませる

この5つのポイントを抑えることで必ず美味しいステーキに焼き上がります

ステーキを焼くときの詳細や注意点はこちらをご参考にしてください。

【ステーキの焼き方のコツ】を伝授!高級肉を自宅で美味しく食べたい

神戸牛ステーキのおすすめ商品

神戸牛のステーキと言っても部位や店舗によって値段が大きく違っています。

仕入れ状況や得意分野によって値段の付け方が違うため、価格幅が黒毛和牛に比べて大きいです。ブランド牛は希少価値が高く、部位によってはとんでもない値段で販売している場合もあるので見極める必要があります。

神戸牛の部位別でリサーチ&厳選したおすすめ商品をご紹介します。

神戸牛サーロインステーキ 1枚約200g

ステーキと言えばサーロイン。
見た目の迫力はもちろん、1枚が約200gあるのがポイントです
薄すぎてもステーキとしては物足りなく、厚すぎても家庭で調理するには難しい。絶妙な厚さと1枚から5枚まで枚数を選べるのが丁寧です。

脂が苦手な方にはサーロインはおすすめしませんが、神戸牛のあっさりした脂と口に入れた瞬間溶ける食感を味わいたい方におすすめです。

冷蔵品・冷凍品が選べるのは鮮度に自信がある証拠です。
甘みがあって溶けるお肉サーロインを堪能してみて下さい。


神戸牛ヒレステーキ 1枚約150g

赤身肉で柔らかいお肉の最高級ヒレステーキ
老若男女から好まれる部位で、150gは絶妙な厚さ。
普段使っているフライパンでもお肉の旨味を閉じ込め美味しく焼き上げられます。

最高級の部位のため手軽に買える値段ではないので、しっかり選ぶ必要はありますが神戸牛の証の証明書が付いているのも安心です。

最高級ブランド神戸牛の最高級部位ヒレをご堪能下さい。


神戸牛ランプステーキ 1枚約200g×2枚

モモ肉の中で赤身で柔らかい部位ランプ。
ランプステーキはサーロインやヒレよりもリーズナブルで、あっさりした赤身で濃厚な味と甘みを味わえます

溶けるようなお肉を求める方にはおすすめしませんが、神戸牛の赤身のステーキを比較的安価で食べたい方におすすめです。

冷蔵便は品質にこだわっている証拠で、サーロインやヒレとの組み合わせ商品もあるので食べ比べたい方にもおすすめです。

神戸牛イチボ ブロック約500g

モモ肉の中でもサシ(霜降り)の入りやすい部位イチボ
希少部位のためブロックではなかなか手に入りません。
お好みの厚さにカットしても良し、贅沢にブロックのままローストビーフにしても良し、少し薄めにカットして焼肉にしても良し。

自分でカットするのが苦手でカット済の商品を求める方にはおすすめしませんが、自由に食べられる神戸牛のブロック肉を堪能したい方におすすめです。

モモ肉は硬い?赤身であっさりしすぎていない?そんなイメージが吹っ飛ぶ、溶ける食感を味わえる希少部位イチボをお試しください。

まとめ

以上で神戸牛のステーキに着目して解説しました。

神戸牛の魅力はなかなか一言では表せません。

食べに行くのは敷居が高かったり、お住いの地域によっては実際に見ることもなかなかできません。

ただ便利になったことで全国どこにいても手に入れることが出来ます。

しかもリサーチをしっかり行えば、リーズナブルな価格で最高級の神戸牛が購入出来ます。

上手なお買い物と上手な調理法で、神戸牛が身近なものになる手助けになれば幸いです。

【お肉なび】では神戸牛以外のブランド牛なども情報を発信しています。

 

 

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