【牛テール】スープ&煮込みに最適!でも実は焼肉が一番!?

焼肉屋さんで見かける牛テールスープ

料理の得意な方や趣味で料理が好きな方なら、ご自身でこだわりのテールスープを作られるかもしれません。独特の旨味が癖になります。

今回はそんな牛テールについて詳しく解説しています。

牛テールをスープにするのはもちろん美味しいですが、焼肉で食べると抜群の旨さなのはご存知ですか?
なかなか手に入らない焼肉用のおすすめ商品も合わせてご紹介します。

この記事の目次

牛テールとはどこの部位?

牛テールは牛のシッポのことです。

約50~60cmほどの長さがあり、お尻の付け根部分が太く先に向かって細くなっています。

牛テールの特徴

牛テールは牛一頭で約1.5~2kgほどしか取れない希少部位です。

コラーゲンが豊富で旨味が詰まっているのが特徴。

中心に骨があるため、包丁で切るのは難しいです。関節ごとに切ることは簡単ですか、薄く切る場合は電気ノコギリなど専用の機械が必要です。

画像はテールの骨。

牛テールの使用用途

牛テールの使用用途で代表的なものは、やっぱり牛テールスープ

長時間煮込んで出汁を取り、スープやカレーなどに使うことが多いです。

テール独特の白く濁ったスープ、丁寧に脂を取り除いたら透き通ったスープになります。丁寧に作ったテールスープは他では味わえない抜群の美味しさです。

その他の使用用途として、牛テールを焼肉でも美味しく食べられます。

牛テールは焼肉がおすすめの理由

牛テールはコラーゲンたっぷりで旨味が詰まっていてかつあっさり。

他の部位では味わえない旨味と歯ごたえです。

焼肉用ではテールを輪切りにした薄いスライスで食べることが多いですが、骨が硬いため薄く切るには専用の電気ノコギリが必要です。

テールの中でも特におすすめなのが、黒毛和牛のテール
輸入牛や国産牛(乳用種)よりも黒毛和牛の方がより旨味が強く、肉質が柔らかいです。火を通すことで骨周りのお肉は、ほどけるように取れるのでしっかり焼いて食べるのがおすすめです。

牛テール 通販おすすめ商品をご紹介

牛テールの商品は希少価値が高いため多くありません。

カットするのも技術が必要なため、用途にあったカットの商品を見つける必要があります。

牛の品種、商品の状態、カットの状態を考慮し、精肉のプロが厳選しておすすめする通販商品をご紹介します。

自宅で牛テールを堪能してください。

国産牛テール 焼肉用スライス 150g


黒毛和牛テール1頭分 約1.3kg

兼ね備えた上質な黒毛和牛のテール1頭分約1.3kg。
コスパ抜群でまとめ買いを考えている方におすすめです。

小分けにして使い分けるのも良し、
大量にスープを作って冷凍するも良し。

品質とコスパを両立した商品です。
焼肉にするには不向きですがビーフシチューなどにもおすすめです。

まとめ

牛テールについて解説しました。

スープでも焼肉でも堪能できる牛テールを、ご自宅で是非堪能してください。

焼肉用は滅多に販売していません。

テールスープ用も和牛以外の商品も非常に多く、見極めるのが難しい場合もあります。国産牛の表記で商品として安心で間違いはないですが、黒毛和牛の商品が特におすすめです。

牛テールスープの簡単作り方は別でご紹介します。

【お肉なび】では牛肉の細かな部位の特徴や食べ方をご紹介しています。

ビーフシチュー用の牛肉おすすめ部位7選!部位で調理法が決まる

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2件のコメントがあります

  1. 富永智子

    はじめまして。今回、訳あってメールをさせていただきました。我が家では、よくテールスープを作ります。テールのことを、知っているつもりではいたのですが、ネットで購入したテールが今まで見たこともないような形状のものだった為、些か疑問に思うところがあり、今回記事を読ませていただいた上で、コメントさせていただきました。テールとして、もっと上の部位の腰椎の辺りを販売することもあるのでしょうか?購入したテールは、冷凍で、賞味期限は1年先まで設定されており、テールのように、ブロックでカットされてはおりましたが、まるで、周りの余分な部分もカットしたように丸く整形されたもので、多少の違和感はありましたが、煮込み始めたら、お肉はかなり縮んで、現れた骨の形状は丸みを帯びたテールの節ではなく、腰椎のような尖ったものが現れてきたのです。このような部位をテールとして販売することもあるのでしょうか?
    お肉博士でいらっしゃるNAOKIさんのご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。
    宜しくお願い致します。

    1. Naoki

      富永智子 様

      ご質問ありがとうございます。
      実際の形状を見てみないと何とも言いにくいですが、
      テールを販売する際にいくつか考えられます。

      真ん中の丸い骨部分の回りに身がついている場合。
      骨も身も丸いイメージです。よく売られている状態。

      もう一つは同じテールなのですが、
      大きい根元部分をカットして販売する場合。
      骨のところを出刃包丁などでカットするため、
      見た目は端に骨がきます。
      カットされたテールは半円や四角に近い形のものに
      なるかもしれません。キレイな円にはなりにくいです。

      カットする理由。
      大きい部分を細かくして目方(重量)を合わせるため。
      もう一つは出汁を取りやすくするため。

      →煮込み始めたら、お肉はかなり縮んで、現れた骨の形状は丸みを帯びたテールの節ではなく、腰椎のような尖ったものが現れてきたのです

      お肉が縮むのは脂の量がおそらく関係しています。
      黒毛和牛・国産牛などの品種によって多少違いますが、
      黒毛和牛のテールはサシ(霜降り)が入りやすいため、
      国産牛に比べると脂が多いです。

      尖った骨に関しては、
      仰る通り腰椎、テールの付け根の可能性があります。
      ひし形のような骨の形。
      販売されている写真でしか見たことはないですが、
      実際にテールを仕入れるとそこまで付いてきません。

      肥育から販売まで一貫して行っている店舗なら
      考えられます。

      スープにするには問題ないかと思いますが、
      そもそもテールでは無い場合はすみません。

      ざっくりとした回答ですが
      少しでも不安が解消されると幸いです。