【すき焼き用のお肉】一人前の量と最強部位5選!すき焼きを攻略!

お盆や年末年始、またお祝い事など特別なときに食べるお肉料理といえば、

すき焼きです。

人によって頻度は違いますが、頻繁に食卓に並ぶものではないと思います。

なのでいざ、すき焼きをしようと思ってもお肉をどのくらい用意すれば良いのかわからない方も多いと思います。

でもご安心下さい

実際にお肉を販売していて質問を受けることが非常に多いです。ご家庭や人によって食べる量が全然違うので無理もないです。

特別なときにお肉が足りず不完全燃焼だったり、反対にたくさん余って費用がかかりすぎるのは勿体ない。

そんな失敗を無くすために、実体験やたくさんの方々に提案してきた経験を元にお肉の量おすすめ部位をご紹介します。

お悩みを解消し、すき焼きをもっと身近なものにして頂けたら幸いです。

すき焼きが食べたくなってきたら最高です。

この記事の目次

すき焼き一人前のお肉の量の目安

すき焼きのお肉を買う場合の量(グラム)の目安です。

一人前を大人男女・子供・ご高齢者(70歳以上)別に計算します。

 

一人前

男性   200g~250g

女性   150g~200g

子供   高校生以上は大人と同じ

子供   中学生以下

     80g~150g

ご高齢者 100g~150g

 

多少個人差はあります。

まず必要最低限の量を計算します。

その場合、

一人前

男性    200g

女性    150g

高校生以上は大人と同じ

中学生   150g

小学生   100g

ご高齢者

70歳代  150g

80歳代  100g

で計算します。

一先ず大まかに全体の量を把握します。

それからこの人は平均より食べそうだと思う人数×50g~100gを上乗せすると全体量が計算できます。

すき焼き用のお肉選びのポイント

全体の量がわかれば次はお肉の部位です。

このお肉選びですき焼きの良し悪しが決まります

価格の中途半端な妥協や、脂身が苦手だからととにかく赤身のお肉を思い込みで選ぶ方がいます。

気持ちはわかりますがそこで多くの方が失敗しています。

失敗していることに気付いていない人も多いです。

 

価格の中途半端な妥協とは、特売品や賞味期限ギリギリの割引品のことです。

決めていたお肉が広告品などで安くなる分には良いと思います。

ただすき焼き用のお目当てのお肉があるにも関わらず、しゃぶしゃぶ用の特売品や切り落としなどのお買い得品に手を出してしまうことです。

用途が違うお肉でもお鍋に入れてしまえば見た目は同じです。

ですがやはり用途によって厚みや向いている部位が違います

 

あと賞味期限の迫った割引されているお肉です。

その日に切っているもので色も鮮やか、ドリップも一切出ていないものでお目当てのすき焼き用の部位であれば、文句無しに購入をおすすめします。

一つでも条件が外れていればおすすめしません。つい3割引きや半額など買った経験がある方も多いかもしれません。

鮮度の悪いお肉は旨味がドリップとして流れ出て、お肉の香りも損なわれ料理全体に悪影響を与えます

せっかくのすき焼きが失敗に終わってしまう原因になるので避けましょう。

すき焼き用の牛肉最強おすすめ部位5選!

すき焼き用のお肉の種類は焼肉用に比べて少ないです。

なぜかと言うと、すき焼き用は面の大きなお肉を使うためです。

すき焼き用には肉のヘタや端材、断面の小さなもの、筋の多い部位は不向きです。

なのである程度の部位や切り方が決まってきます。あと、真っ赤な赤身肉だと煮込むことでお肉が締まり硬くなりやすいです。

程よく霜降りで脂がのったお肉がおすすめです。

その中でもこれさえ知っていればすき焼きを制したも同然という最強おすすめ部位5選をご紹介します。

リブロース

牛の肩(肩ロース)と背中(サーロイン)の間にある部位です。

キメが細かく濃厚な味わい、見た目の迫力も他には無いまさにすき焼きの代表です。

上質なものだと赤身と脂身のバランスも良く、厚みがあってもかなり柔らかいです。

お肉を一枚ずつ食べるときの贅沢感はたまりません。

 

上品な見た目や普段なかなか手を出しにくいお肉なので、贈り物などにもとても人気です。

牛肉【リブロース】とはどこの部位?ランクに最も重要な部位

サーロイン

リブロースの続きの背中の部位。

牛肉の中でも最高級品。分厚く切っても柔らかいためステーキに最適ですが、すき焼き用にもおすすめです。

溶けるお肉とはまさにこのサーロイン

 

本当に特別な日や予算的に余裕があればおすすめです。

すき焼き用には上質な黒毛和牛を選びましょう。

【牛肉サーロイン】部位の特徴!焼き方と切り方をプロが伝授

ウデ(肩)

牛の肩の部分。

リブロースやサーロインの霜降り肉がどうしても苦手の方必見

赤身で柔らかい人気の部位です。

牛の肩の部分でよく動かす部位なので若干キメが荒いです。

ウデは焼肉でも人気のミスジを含む部位で、すき焼き用にスライスする場合はミスジも含まれます。

上質なミスジはキレイな霜降りが入り、かなり柔らかく脂のしつこさも少ないです。ウデ・肩・ミスジなどの表示で販売されていることが多く、比較的リーズナブルで購入できます。

ただしミスジだけの場合は高単価になりやすいです。

すき焼き用としてミスジだけでなかなか購入出来ないため、見つけたときは一度お試しください。絶品です。

牛肉【ミスジ】とはどこの部位?おすすめの食べ方と焼き方を伝授

ランプ(ラムイチ)

牛の腰からおしりにかけての部位。

赤身肉を味わうのに最も適したモモ肉の一部です。ランプは厚みがあっても柔らかいためステーキに向いています。

ランプに隣接しているのがイチボという部位で、焼肉やステーキなどにも人気でモモ肉の中でも霜降りになりやすい部位です。

ランプとイチボを切り離さずにまとめてスライスしたラムイチ(らんいち)を、すき焼き用に販売しているお店もあります。

赤身と脂身のバランスが抜群に良いモモ肉です。

 

ランプの詳細はこちらをご参考にしてください。

【牛肉ランプ】聞いたことあるけど意外と知らない!人気上昇中の赤身肉!

ブリスケ

牛の前足の内側(胸部)の部位。

お肉の専門家や調理に詳しい人の間ではブリスケと言います。

他には前バラ・肩バラ・ブリスケットなど。

脂ののった旨味のある部位で、スライスしたものだと焼肉でも人気です。

お肉をよく知るプロたちが口を揃えて密かに好む部位で、価格も他のお肉に比べるとリーズナブルです

肉質は粗めで脂も多めですが、お肉と脂の味が濃いのでおすすめです。

 

ブリスケについての詳細はこちらをご参考にしてください。

【牛肉ブリスケ】を徹底解析!お肉のプロたちが口を揃えて支持する前バラ・肩バラ

すき焼きのおすすめ部位を動画で

上記内容を動画で解説しています。
文章でわかりづらい、部位を言われてもあまり理解できない、
そんな方に向けた動画です。

おうちすき焼きを考えている方は是非ご覧ください。
少しでもお肉の情報を知った上で、思ったお肉が買えず想像していたすき焼きにならなかったなどの失敗を無くしてください。

理想のすき焼きに近づくお手伝いが出来れば幸いです。

まとめ

すき焼き肉の一人前の量とおすすめ部位についてお伝えしました。

すき焼き一人前(大人)

約200g

すき焼きは高級料理のイメージが強いため気軽に食卓に並びにくいです。

ただ基準より少ない量でも、甘辛く煮たお肉とたっぷりの野菜があれば満腹感は出ます。

少し少ない量で購入して是非試してみて下さい。

【すき焼きの肉の値段】上質な牛肉を自宅で味わいたい方だけ必見

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