牛肉の【イチボ】とはどこの部位?焼肉以外の美味しい食べ方
焼肉などで人気がある牛肉のイチボ。
皆さんは聞いたことや食べたことはありますか?
好きな部位なら知っておきたい、どんなお肉でなぜ人気があるのか。
イチボの本当に美味しい食べ方が焼肉以外にあった!?
特徴も含め牛肉のイチボについて徹底解説いたします。
この記事の目次
牛肉のイチボとはどこの部位?
イチボは牛のお尻の部分のことを言います。
腰からお尻にかけての部位をラムイチと言い、ラムイチを分割するとランプとイチボに分かれます。
腰からお尻がランプ、お尻の丸いところがイチボです。
牛肉イチボの特徴
イチボはモモ肉の一部で、赤身のお肉です。
運動量の少ない部位のため、柔らかくあっさりしているのが特徴です。
上質な黒毛和牛のイチボは、霜降り(サシ)が入り見た目も綺麗で味も濃厚で柔らかいです。
繊維の向きが他の部位に比べると若干複雑になっているため、柔らかく食べるには加工するときに注意が必要です。
牛肉イチボの美味しい食べ方
牛肉のイチボでもっとも多い食べ方は、皆さんもご存知の通り焼肉です。
上質なお肉を好む方でも、ロースやカルビのような脂の多い部位が苦手な方にイチボはおすすめです。
焼肉は無難なのですが、お肉のことを知っているからこそイチボの良さは焼肉以外にもあります。
焼肉以外の美味しい食べ方を2つご紹介します。
ステーキ
やっぱり一番はステーキです。
厚みがあっても柔らかいからこそ出来るステーキ。
味が濃厚でお肉本来の味を閉じ込めて味わえるのはステーキの良さ。
希少部位として扱われるイチボはなかなか手に入らないため、ステーキで食べられるのは贅沢です。
シュラスコ
ブラジル料理でお馴染みのシュラスコ。
日本でもブラジル専門店が増え、シュラスコの存在も広がっています。
バーベキューなどでおすすめするのがこのシュラスコ。
お肉の塊を豪快に焼き、焼きあがったお肉の表面をナイフで削ぎ落して食べます。
お肉の塊に柔らかさがある方が向いているため、バーベキューやシュラスコでイチボを使用する場合、アメリカ産やオーストラリア産などの輸入肉がおすすめです。
【バーベキューでシュラスコ】お肉の切り方間違ってる!?
牛肉ランプとイチボの違い
牛肉のモモ肉(赤身肉)で代表するランプ。
イチボとランプは隣接していますが特徴は異なります。
ランプはモモ肉の中でも赤身で柔らかいため、ステーキ用に用いられることが多いです。外国でもランプステーキとして有名です。
イチボと違いサシ(霜降り)が入りにくく、ステーキ以外にはローストビーフやビーフカツなどに向いています。
牛肉のランプの詳しい内容はこちらからどうぞ。
【牛肉ランプ】聞いたことあるけど意外と知らない!人気上昇中の赤身肉!
牛肉イチボのおすすめ商品
イチボは牛一頭(約400kg)から約2~3kgしか取れない希少部位です。販売店舗や商品選びが非常に難しい部位です。
イチボだけを購入して自宅などで召し上がりたい方へおすすめの商品を厳選してご紹介します。
最高級の黒毛和牛雌牛限定のイチボステーキ
雌牛は雄牛に比べキメが細かく旨味があり、香りがあって脂の甘みもあります。その雌牛のイチボステーキは、サーロインやヒレとはまた違った美味しさが楽しめます。
ステーキ1枚の大きさが180gで絶妙の厚さ。枚数が選べるのも喧嘩せずに安心で、冷蔵便は品質が良い証拠です。
モモ肉の中でも真っ赤なお肉を好む方にはおすすめ出来ませんが、あっさりしたモモ肉でありながらほど良い霜降りのお肉を堪能したい方におすすめします。
こだわるA5・A4ランク佐賀牛のイチボ焼肉用
黒毛和牛の中でもブランドの佐賀牛は、A5またはA4ランクしか存在しません。やっぱり王道の焼肉で食べたい方におすすめです。
とろける食感とお肉の味をしっかり味わえるイチボ400g。
みんなが購入しているレビューがわかる方が良い方にはおすすめしませんが、密かに美味しいお肉を探している方におすすめです。
「ジャパン モチーフ グラフィックス」に掲載された和をモチーフにしたパッケージも、贈り物にしても喜ばれます。もちろん自分用にも最適なお肉です。
BBQでイチボ(ピッカーニャ)の塊
バーベキューで豪快にお肉の塊を焼きたい方におすすめ。
先ほどご紹介したブラジル料理のシュラスコに最適のイチボ(ピッカーニャ)です。
オーストラリア産牛肉なので国産にこだわる方にはおすすめしませんが、癖の少ない赤身肉のブロックで安いものをお探しの方におすすめです。
もちろんステーキ用にカットしたり、小分けしてご家庭のお料理に使うのもおすすめです。
まとめ
以上、牛肉のイチボについて解説しました。
希少価値が高く人気もますます加速しているイチボ。
赤身と霜降りの絶妙なバランスで濃厚な味を楽しむのに最高の部位です。
まだ食べたことが無い方も、焼肉でしか食べたことが無い方も是非イチボの違った一面を試して見て下さい。
忘れられないインパクトは間違いありません。
【お肉なび】では牛肉の細かな部位の特徴をご紹介しています。