【ユッケ】牛肉のどの部位?食べ方とおすすめ商品をご紹介

生食用の牛肉として人気のユッケ

焼肉とは違いあっさりしていて贅沢なお肉の一つです。

残念ながら食中毒などの問題で、気軽に提供できる商品ではなくなりました。

でも諦めるのはまだ早いです。

そんなユッケを詳しく解説し、安心して自宅でも食べられるユッケのおすすめ商品をご紹介します。

贅沢品のユッケが、食べたいときに夕食の一品として食卓に気軽に並ぶかもしれません。

この記事の目次

ユッケとはどんなお肉料理?

ユッケとは、韓国の生肉料理で肉の刺身のことを言います。

主に牛肉の赤身肉を細切りに切ったものに、ゴマ油・ネギ・醤油・砂糖・ニンニクで味付けしたものの上に卵黄を乗せた料理。

リンゴやナシ、キュウリなどの千切りを添える場合もあります。

生の牛肉や生卵を使うため、鮮度の良いものを使うのが大前提。

ユッケに使う牛肉の部位

ユッケに使う牛肉は主に赤身肉のモモ肉が使われることが多いです。

一般的に牛の内モモ肉がよく使用されます。

内モモ肉は、ローストビーフやタタキなどにも向いている部位で、上質なものになると画像のようにサシ(霜降り)が入ります。

牛のモモ肉は大きく4つの部位から成り立っています。
ユッケ用の牛モモ肉に関しての誤った情報が多く、適当に購入したモモ肉を自宅で調理してユッケとして食べることは避けて下さい。

牛モモ肉に関しての詳しい内容はこちらをご参考にして下さい。

【牛肉もも】4つの部位を徹底解説!ローストビーフ最適部位 

ユッケを提供・販売できるお店とは

ユッケは厳しい条件をクリアした店舗のみ提供可能なので、無許可で提供しているお店は注意してください。

ユッケを提供・販売できる条件としては、生食用の食肉専用の設備を備えた衛生的な場所の確保が必要です。

メインの調理スペース以外に、生食専用スペースを作り、流し台などの設置や隔離スペースなどが必要になります。保健所の許可が必要で、条件をクリアしているお店に関しては、許可証があるので目印になります。

 

調理スペースが確保できない店舗に関しても、ある条件をクリアすれば生食用のお肉を販売することが可能です。

許可を得た施設で加工された生食を購入して販売するという方法です。
ただし従来のタレに絡めて提供するものではなく、小分けになったパックのお肉の開封のみ行い、タレとお肉は別々に出します。

タレとお肉を絡めるのはあくまでもお客さんにしてもらう。お店側が行うと調理として扱われるため専用スペースが必要になり提供できません。

許可を得たお店であるかの判断を行う必要があるということです。

ユッケの食べ方と危険性

許可を得たお店でユッケを食べる場合、提供されたら出来るだけ早めに食べることをおすすめします。

焼肉のロースター(焼き台など)の火が近くにあると、温度上昇が早くお肉が傷むのが早いためです。

生のお肉を食べるときは食中毒の可能性も頭に入れる必要があります。

小さなお子さんやご年配の方、体が弱っている状態で食べるのはおすすめ出来ません。提供されてからはあくまでも自己管理なのでご理解下さい。

【お肉の食中毒】原因と対処法を解説!加熱温度と時間

ユッケの通販おすすめ商品

ユッケを店頭販売をしているお店は非常に少ないです。

販売するために専用の設備と、届け出が必要です。

誰でもどこでも簡単に販売できる商品ではありません。

ユッケをいつでもどこでも注文できる、インターネット通販のおすすめ商品をご紹介します。

北海道産黒毛和牛ユッケ 50g×5P

北海道産黒毛和牛ユッケ。
一食分ずつ小分けした50g×5パック入り冷凍品。

50g入りが物足りない方にはおすすめできませんが、好きなときにいつでも食べられる上質なユッケを求める方におすすめです。

厚生労働省新基準の加工作業工程をクリアし、鮮度の良い状態で冷凍保存され販売しているので安心。単品の販売も有り。


三重県産伊賀牛ユッケ 120g

三重県産黒毛和牛で伊賀牛のユッケ。
かなり希少価値の高い生での販売で、2人分の約120g入り。

生食用を苦手とする方にはおすすめできませんが、鮮度抜群で希少価値の高いユッケを自宅で堪能したい方におすすめです。

生(冷蔵)での販売は大変珍しく取り扱いが難しい商品です。
取扱届出もあり安心安全に美味しいユッケが食べられ、嬉しいタレ付き。

まとめ

以上で牛肉のユッケについてご紹介しました。

ユッケは取り扱いが非常に難しく、専用の設備や届出が必ず必要です。

その設備や届出がない状態で提供・販売しているお店も中にはあるため、安心安全なお店を見極める判断材料にしてください。

上質で鮮度の高いユッケは、他のお肉では味わえない特別なものです。

そんなユッケが気軽にご自宅の食卓に並べば幸いです。

【お肉なび】では上質で安心安全なお肉をご紹介しています。

【牛肉の赤身】とはどの部位?人によって違う赤身肉を徹底解説!

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2件のコメントがあります

  1. 堀口 一

    こんにちは!!
    初めまして。

    こちらの記事に出ているユッケに適した部位の説明に関して質問です。

    ただいま和牛をスライスして、和牛のお刺身丼を作りたいと考えておりどこの部位がさしの色もきれいで、筋もなくかむとすっと口の中でとろける部位になりますでしょうか?

    ユッケに使う牛肉の部位という説明の欄であるきれいなさしの入っている写真のお肉はどの部位になるのでしょうか?
    スライスして生で食べても柔らかい部分でしょうか?

    当方バンコクにおりますので生でお肉を食べても法律上は問題ありません。

    よろしくお願いいたします。

    1. Naoki

      堀口様
      お肉なびをご覧いただきありがとうございます。
      バンコクからのメッセージもありがとうございます。

      サイトに掲載している写真は内もも肉という部位です。
      赤身肉ですが柔らかく程よい脂が口の中で溶ける部位。
      ユッケ、ローストビーフ、タタキなどに最適です。
      ただし、写真ほどのサシが入っているお肉はかなり上質なものです。
      A5ランクの中でも上物。

      なのでなかなか手に入れるのは難しいかもしれません。
      柔らかくて口の中で溶ける部位でおすすめは、
      ロース(サーロイン)、肩ロース(ザブトン)、ヒウチ(モモ肉の一部)、イチボ(モモ肉の一部)、マルシン(モモ肉の一部)、トンビ(ウデの一部、とうがらしともいう)などがあります。

      ユッケに使用する部位は程よく赤身が良いと思いますので、モモ肉がおすすめです。
      ある程度上質であればスジも気にせず生でも美味しいです。

      バンコクのお肉の事情はわかりませんが是非探してみて下さい。
      また何かありましたら気軽にメッセージしてください。

      【お肉なび】
      Naoki