【赤身肉の焼肉】適した部位と焼き方の順番を伝授!
日本人の赤身ブームは益々加速しています。
今回はその赤身ブームの中でも焼肉に適した赤身肉をご紹介します。
牛の品種を見極め、自分好みの部位が見つかるかもしれません。
赤身肉に興味のある方は必見です!
この記事の目次
焼肉に適した赤身肉とは?
牛肉の赤身肉を一言で表すのは難しいです。
なぜなら、
見た目が赤いお肉が赤身肉?
牛全体を見て赤身の部位を赤身肉?
写真は牛肉の中でも赤いモモ肉(ウチモモ)。上質な黒毛和牛になると、赤身肉でも綺麗なサシ(霜降り)が入ります。
牛の品種と牛肉の部位の両方を知る必要があり、さらに焼肉に適した部位で赤身肉を探しださなければいけません。順番に解説していきます。
牛の品種による赤身肉の違い
牛の品種で牛肉の見た目の赤身具合が大きく変わってきます。
牛の品種は大きく分けて、
・和牛(黒毛和種等)
・交雑種(和牛×乳用牛)
・乳用牛(ホルスタイン)
・輸入牛(アメリカ産、オーストラリア産等)
乳用牛と輸入牛は牛全体のお肉が赤いのが特徴です。
和牛と交雑種に関しては、部位によってサシ(霜降り)の入りやすいところがあります。
焼肉に適した赤身肉の部位
牛肉の部位でもステーキやすき焼き、ローストビーフやカレーなどそれぞれ用途によって適した部位があります。
焼肉ももちろん適した部位があります。
焼肉はステーキに次いでお肉の厚さがあるため、スジの多い部位は不向きです。
焼肉に適した主な部位は、
・ロース(サーロイン、リブロース、肩ロース)
・ヒレ(ヘレ、フィレ、シャトーブリアン)
・バラ(カイノミ、ササミ)
・モモ(ウチモモ、ラムイチ、マル)
・ウデ(ミスジ)
・ハラミ、サガリ(横隔膜)
など。もっと細分化したメニューも最近は多いですが、多すぎるため今回は割愛させていただきます。
聞きなれた部位も多いと思いますが、「赤身焼肉」「上赤身」などのメニューのお肉にはラムイチやウチモモ、ウデなどが含まれていることが多いです。
お店によって内容が異なるためご理解ください。
焼肉に適さない赤身肉の部位
先ほどもお伝えした通り、焼肉に適した部位もあれば適さない部位もあります。
焼肉に適さない部位は、
・スネ肉
・スジ肉
・モモ肉(外モモ)
・ネック(首)
など。基本的にスジの多い部位ですが、薄くスライスすれば焼肉用でも大丈夫な部位もあります。
技術面で隠し包丁(お肉の表面に切れ目を入れてスジを切る)を入れて食べられる部位もあります。
一概に部位だけで判断できませんが、スジの多い部位は焼いても硬くて食べられないため向いていません。ごく一部の上質なお肉に関してはスジの多い部位でも食べられます。
赤身肉と霜降り肉の焼き方の違い
赤身肉と霜降り肉の焼き方の違いはあるのか?
基本的には焼く直前に塩こしょうを振ったり、漬けダレにしばらく漬け込んでから焼くのは同じです。
何が違うのか。焼く順番です。
味付けが塩とタレの場合、塩から焼く。
タレが網に付いた状態で焼くと、塩味のお肉にタレがついてしまうため、お肉本来の味を楽しめないため。
赤身肉と霜降り肉の場合、赤身肉から焼く。
霜降り肉の脂が網につくと網が焦げやすく赤身肉本来の味を楽しめないため。
網のことを考えての順番なので必ずしも正解ではないですが、これが焼肉の基本です。
赤身肉 部位別カロリー比較
牛肉の部位別にカロリーを比較します。
品種でカロリーを考えた場合、
和牛(黒毛和種) > 交雑種 > 乳用牛 > 輸入牛
カロリーが高いのが和牛、低いのが輸入牛となります。
部位で考えた場合、表でご紹介します。
輸入牛はサーロインやモモ、ヒレなどのカロリーがほとんど同じです。
全体的に低カロリーなので、焼肉用でカロリーを気にする場合は輸入牛の赤身肉がおすすめです。
まとめ
赤身肉の焼肉用について解説しました。
益々加速する赤身肉。焼肉以外にもステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなどの赤身肉にも目が離せません。
赤身肉で特定の部位を決めて同じものを食べるより、赤身肉と霜降り肉をバランスよく上手に食べることで焼肉をもっと楽しむことが出来ます。
細かな情報を他でご紹介していますのでご参考まで。
【お肉なび】ではお肉の焼き方や調理法もご紹介しています。
【牛肉の赤身】とはどの部位?人によって違う赤身肉を徹底解説!
赤身肉って、どの部位か理解だきてなく、いただいておりました。
タンパク質は摂取していると思っていましたがアルブミンの数値が長年少しですが低めです。
輸入牛の赤身を沢山食べて筋肉をつけていきたいと思います。ありがとうございました。